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 ネガイゴト「再会」
高瀬真冬
高瀬真冬いやし系恋愛系ペット系オシゴト系RSS RSS2.0 Podcasting
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◆47才 1970(昭和45)年4月15日(牡羊座) B型 北海道・東北在住 山口出身 情報システム 高校(普通課程)卒 独身 ◆離婚経験無し ◆子供無し 車有り お酒を飲める 喫煙する 171cm 61kg /普通体型 / 黒髪 ギャンブルしない
◆趣味・興味: 音楽, 書籍/雑誌, 料理, 酒/ワイン, シューズ
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ありふれている毎日は決して退屈なだけではないはずだから、 想いのカケラを集めて、 かけがえのない大切な日々に変えていけたら。
 
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再会
あれから僕は、今までよりずいぶんとあのコンビニ
へ通うようになったんだ。
帰り道だと、ほんの少し遠回りになるのだけれど、
いや、結構遠回りになるのだけれど、
ずいぶんとあそこに行ったっけ。
なぜかなあ。
まだ、名前すら知らない君のことが気にかかってしょうがなかった。
毎日ってほどではなかったけど、
週6くらい(笑)
ぎりぎりで毎日とは呼ばないくらいの回数、
僕は用もないのにあのコンビニに立ち寄っていた。
あの日からもう一ヶ月。
君と笑い合ってから一ヶ月
新発売のカップめんと同じくらいの時間は、 
きっとこのコンビニにいたはずなんだけど、
僕は、君を一度も見つけられずにいたんだ。

そうそう、もうひとつ。
僕はあの日から、エビスビールと目が合うとなんだか笑ってしまうようになった。
笑ってしまうったって、爆笑ではなく微笑?
ん~・・
まあ、なんだかにやけてしまうようになっていたってことだよ。
エビスを見つけるとあの日の君がじんわり、僕に広がるような気がした。
けど、僕はまだそれが、
すき
だということに気付いてはいなかった。
気付かないようにしていたのかも知れない。
心の中は、どうしようもなく君で溢れていたのに。
僕はまだそれに気が付いてはいなかった。


その日も、特に買い物なんかないくせに、
店の中をうろついていた。
結局、金色と黒色のエビスビールを一缶ずつ手にとって、
レジへ歩いた。
例によってその日もにやけてはいたけれど、
自分以外には絶対に理解らないような、そんなにやけかただったはずなんだけど・・


「思い出し笑いですか?」

後ろから聞きなれた声がした。
聞きなれているなかでも、ずいぶんとトゲノアル感じで。
「え?笑ってないだろ?」
振り返ると、
「うん。笑ってたんじゃなくて、にやけてたって感じ。」
不機嫌を放つ美綺が立っていた。
「お前もきてたのか。」
 「偶然ね。偶然ここに入ったら、なんだか自分の彼氏がにやけてたってわけ。」
美綺は付き合って3年になる僕の彼女で、
僕が言うのもなんだけど、
とてもきれいな顔をしたよく気のつく、素敵な女性だった。
ただ、僕が涙を流した本を読んで首をかしげたり、
僕が大笑いした映画をみて怒り出したりする、
そんな人だった。
それでも僕は、美綺と一緒にいたんだ。
もちろん、好きだったから。
でも、僕はこの数日後に、
すき
の、ほんとうの意味を知る。

「にやけてなんかないっての。」
「にやけてたもん。なんだかビールちら見してニヤニヤしちゃってさ。」
「アル中じゃあるまいし、ビールなんか見てにやけるわけないだろ?」
その一言を言ったらなぜだかひどく胸が痛んだ。
たったその一言で、
大切な想い出を自分でふんずけた気がして、
そのことで痛んでる胸が
ひどく美綺を裏切ってる気がして、
ますます胸が痛んだ。
それをごまかすように僕は、美綺の頭をくしゃくしゃして、
「いつまでもバカなこと言ってないで、帰るよ。」
そんな風に言った。
美綺は、うれしそうなのがばれないように、
「許してあげる。」と、うれしそうに言った。

レジで会計をした。
美綺が僕の左の腕をいつものようにつかんだ。
僕が、美綺の頭を軽くなでながら、
僕と美綺には出口で、
外からは入り口の自動ドアの前に立った時、
ゆっくりと開いたそのドアの向こうに、
この1ヵ月と3日、
ずっと逢いたかった君が、
でもどうしても逢えなかった君が、
そこに立っていた。
 
write: 北海道・東北恋愛系日記■■2007.1.31■■
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